技術翻訳会社選びに際して、無料トライアルの有無、対応スピードの早さ、納期厳守の体制、秘密保持契約の実施など、業者のサービス面について述べていきたいと思います。
料金や実績に比べ軽視してしまいがちですが、技術翻訳会社のサービス面も業者選びの大切なポイント。
つまり、利用者目線に立ったサービスを提供しているかも翻訳の品質の一部と言えます。では、具体的にどのようなサービスならポイントが高いと言えるのでしょうか?
初めて何かしらのサービスを利用する場合、業者の品質や内容・対応力といった要素は気になります。
無料トライアルを実施している業者であれば、その実力を利用者が実際に確かめることができます。翻訳業者の業務に対する自信の表れと見ることも。
営業時間内の問い合わせに対して、返答に何時間もかかるような業者や、見積もりを依頼して2営業日以上もかかるような業者はおすすめできません。
「時は金なり」の格言通り、レスポンスや対応スピードも技術翻訳会社選びには重要なファクターです。
これも当たり前の話ですが、ビジネスの世界では納期の制約というものがついてまわります。もし納期に遅れた場合、どのような対応をするかも業者選びの大きなポイントです。
例えば、納期に遅れた場合、料金から所定の割合をディスカウントするといった条件を設定している業者ならポイントは高いと言えます。
技術翻訳においては、その内容において社外秘となる情報も多分に含まれていることでしょう。
翻訳を依頼するにあたり、秘密保持契約を締結することによって、翻訳会社が業務上知り得た情報を外部に漏洩しない確約をとりつけられれば、依頼者にとって大きな安心となります。
秘密保持契約の体制を整えているかどうか、事前に確認しておきましょう。
依頼者が官公庁の場合に限られますが、翻訳料金を公費・官費で支払うことができれば、より利用しやすい体制を整えていることになります。
もちろんすべて実施していなければダメということはありませんが、該当する項目数は多いほどよいと言えるでしょう。
当サイトでは、利用者目線でのサービスを展開している技術翻訳会社をいくつかご紹介しています。まずは、料金の安さ・納品の早さ・品質の高さで他社よりも優れているおすすめ3社に注目してみてはいかがでしょうか。
ここでは、専門性が高い技術翻訳を依頼できる信頼性の高い会社として、下記4つの条件(比較表下に記載)に合致した3社を紹介。それぞれの強みや得意分野・専門分野についても解説していますので、是非チェックしてみてください。
※2021年6月調査時点
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