スペイン語の技術翻訳をする際に
注意すべきポイント
世界で5億人以上が使用しているスペイン語。国連6か国語の公用語の1つとしてスペインやメキシコ、キューバ、プエルトリコ、ペルーやチリなど多くの国や地域で使用されており、アメリカでは英語に次ぐ第2言語となりつつあります。
ここでは、スペイン語の技術翻訳をする際に気を付けるべきポイントについてご紹介します。
スペイン語論文の種類
- 一般文書(一般技術文献・仕様書・マニュアルなど)
- 契約書
- 医学文献
- 特許文献
- 証明書
- 宣誓書など
スペイン語論文でよく使用される単語や表現の一例
導入
- この論文では~を調査した
En este ensayo/tesis analizaré/investigaré/evaluaré~
- ~と言われているが
Actualmente se concuerda en términos generales con~
- ~について検討すると
Examinaremos los factores~
定義
- ~は一般的に~を意味すると考えられる
~se entiende como~
- 定義によって~は~を表す
~es por definición~
- 複数の例が見られる
Se han ofrecido varias explicaciones
賛成・反対
- ~に同意している
Coincido totalmente en que~
- ~に賛成である。なぜなら~
En términos generales, coincido con X porque~
- ~の理由で~に反対である
Tiendo a diferir en gran medida de X debido a que~
- ~に強く反対である
Difiero completamente en relación a~
意見
- ~と見られる
A mi parecer~
- 私の意見としては~
Soy de la opinión de que~
まとめ
- 結論として~
En resumen,~
- まとめると~
En síntesis,~
- 一般的に見て
En términos generales,~
スペイン語は地域によってバリエーションがある
スペイン語には国や地域によって多くのバリエーションがあり、語彙や文法も異なります。
同じ車でもcarro、coche、autoなど、1つの物を表す言葉が複数あり、二人称を意味する「vosotros / vosotras」はスペインでは用いられていますが中南米ではそのような単語はありません。
時制表現についてもスペインは単純過去形が多く使用され、中南米では現在完了形が多く使用されるという違いがあります。
スペイン語翻訳は、地域ごとのニュアンスについてしっかり把握しなければいけないのです。
スペイン語の技術翻訳を外注する場合の注意点
スペイン語は表現や単語が国や地域によって異なるため、対象を明確化して地域に合わせたスペイン語翻訳を依頼することが重要です。
また、スペイン語翻訳の実績がある翻訳会社を選ぶ事も重要です。翻訳対象となる論文についての知識を有していることや、翻訳のダブルチェック・ネイティブチェックが行われるかについても確認しておきましょう。
専門性・信頼性が高い
英語の技術翻訳会社3選
ここでは、専門性が高い技術翻訳を依頼できる信頼性の高い会社として、下記4つの条件(比較表下に記載)に合致した3社を紹介。それぞれの強みや得意分野・専門分野についても解説していますので、是非チェックしてみてください。
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実務経験豊富な翻訳者が在籍
マニュアル・説明書・
仕様書に強い
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実務経験豊富な技術者、研究者、博士号、修士号取得者が翻訳
1営業日
※2,000~2,400文字の場合
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医療・医薬・治験
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クリムゾンインタラクティブ・ジャパン
翻訳サービスの国際規格である「ISO 17100:2015」を取得
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※1000文字まで。クオリティ翻訳(スタンダード)の場合は4日後納品
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取引実績は、実際にどういった分野に実績があるのかを知る指標(専門分野)であると同時に、掲載するには取引先への許可が必要なため、例えば納品物に満足していない場合は掲載許可は得られない=品質面の基準といえます。
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実際の依頼前にトライアルで品質をチェックできることは安心感にもつながります。また敢えてトライアルを行なっていることで品質面への自信がある証拠でもあるといえるでしょう。
- 機密保持契約の締結を行なっている
技術翻訳は機密性の高い情報を取扱うケースがほとんどのため、機密保持契約の締結は必須条件です。