技術翻訳は、翻訳の中でも専門用語が数多く使われることから、難しい部類に入ります。言語によって気を付けるべきポイントは変わってくるのですが、今回はトルコ語について触れていきます。
トルコは近年、人口の多さと発展度合いから、進出を考える企業が増えていると言われています。トルコ語は全世界で8,500万人ほどの話者がいるという人口面はもとより、ヨーロッパとアジアにまたがるという立地条件から、両方の大陸のハブ役を担う国ともなっています。特に、トルコ最大の都市であるイスタンブールは国の文化と経済の中心であり、テクノロジー、サイバーセキュリティ、金融、法律、政府関係、観光など、さまざまな分野においてトルコ進出を考える企業において、トルコ語のコンテンツの需要が高まってきています。つまり、トルコ語翻訳のニーズは、これからも高まることが期待されているのです。
トルコ語は、語順が主語-目的語-動詞となっていること、助詞や助動詞の付き方などが日本語に似ていると言われています。文章の構成に近いところがあるので、比較的学習はしやすいと言えそうです。
トルコ語のアルファベットは全部で29文字と、英語より少し多くなっています。内容はほとんど変わらないのですが、Q、W、Xの文字がないなどの差異があるので、注意が必要です。
トルコ語の文法は極めて規則的であり、語形変化などの例外的な規則はほとんどないとされています。つまり、技術翻訳に関しても正しく文法などを正しく用いる必要があるため、正しい知識を元に翻訳を進めていく必要があると言えるでしょう。
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※2021年6月調査時点
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