こちらでは、ベトナム語による技術翻訳を翻訳業者へ外注したいと考えている方のために、有益な情報を紹介しています。高まりを見せているベトナム語のニーズのほか、やや特殊ともいえるベトナム語文法の特徴、そして技術翻訳を業者へ依頼する際におさえておきたいポイントなどについてみていきましょう。
日本で働くベトナム人人口の増加や、日本企業のベトナムへの進出増加など、さまざまなビジネスシーンにおいて、ベトナムとの関わりが高まりをみせている現在。日本国内においては、少子化による人手不足解消のために外国人雇用が進んでおり、その中でも多くの人数を占めているのがベトナム人です。また、ベトナムではホンダ・ヤマハ・スズキなどのメーカーによる日本製バイクが、およそ8割のシェアを占めているという現状があります。
このような状況において、ベトナム語への需要が増加しているのは、ごく自然な現象であるといえるでしょう。
参照元:YarakuZen(https://www.yarakuzen.com/vietnamese-trans)
主語が何であるかを明らかにすることが大切です。ベトナム語は、人称代名詞の文法が複雑なので、ごちゃごちゃにならないように整理しながら、翻訳をおこなうことが求められます。主語があいまいになると、翻訳の精度も低下してしまいます。
助数詞は、日本語と同様、ベトナム語においても複数種類を使い分ける必要があります。助数詞とは、たとえば「ライオン1頭」の「頭」の部分のことです。同じ動物というカテゴリーであっても、ウサギの場合には「羽」が使われるなど、複雑な使い分けが求められます。
時制を明確にしながら翻訳をすることも重要なポイントです。というのは、ベトナム語において時制は文法的にはあまりしっかりと分けて扱われていません。文脈から判断できる場合には、時制を表記する必要すらありません。ですから、翻訳をする際には、「昨日」「明日」といったような時間を表現する単語をあえて使うようにすると、誤解が生じにくい表現に近づけやすくなります。
ベトナム語では「クォック・グー」という表記法が使われています。これは、複数ある声調を使い分けるためのアクセント記号です。専用ツールやフォントがないと、この記号を使用した文書などタイプすることができません。
日本語の場合、外来語はたいていカタカナで表記されますが、ベトナム語の場合には、そういった一般的なルールがありません。そのかわり、独自のベトナム語が使用されるのです。ですから、元の外来語とは全く異なる単語が使用されることになり、もともとの外来語を推測すること自体がかなり難しくなっています。
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