マレー語は、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、シンガポールなど東南アジア圏で用いられている言葉で、マレーシア、シンガポール、ブルネイの3カ国については公用語となっています。これらの国でビジネスを行う際に必要となる技術翻訳の注意点を、あらかじめ把握しておきましょう。
マレーシアは数あるASEAN諸国においても非常に発展している国で、近年は特に経済成長が続いています。優秀な労働力があるだけでなく、外資100パーセントでの会社設立が可能、外国企業への優遇措置があるなど、海外の企業が進出しやすい環境が整っています。これらの理由から、マレーシアへの進出は今後もさらに増えていくと考えられますし、それに伴って技術翻訳のニーズも高まっていくと予想されます。
マレー語には、「Jawi文字」「Rumi文字」という2種類の文字があります。「Jawi文字」はアラビア文字のことで、右から左に読みます。コーランなどは「Jawi文字」で書かれている他、道路名、地名の看板などにも使われています。
「Rumi文字」は日本人も馴染みの深いローマ字表記で、アルファベットを用います。イギリスの統治で広まったとされ、日本人でも簡単に読むことができます。また、マレー語の発音は基本的にローマ字読みをすれば読めるものとなっており、文法は英語に近くなっています。
マレー語はインドネシア語と非常に似ています。インドネシア語の方がオランダ語の影響が強いとされていますが、80パーセントほど一致するという説もあり、東南アジア圏でビジネスをするのであれば、覚えておいて損はないと言えるでしょう。
マレー語とひと言に言っても、地域によって方言のように差が出てくることがあります。可能であれば、ビジネスをする現地の言葉に明るい翻訳者に依頼をするようにすると、意図にズレが生じるリスクを減らせます。
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※2021年6月調査時点
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