技術翻訳会社選びの際に必要なポイントを5つの要素(品質・サービス・料金・納期・トライアル)に分け、それぞれを分かりやすく説明しています。
「技術翻訳とは何か」を正しく説明できるでしょうか?
自分に合った翻訳会社を選ぶには、「技術翻訳」についてしっかり理解することが重要です。「技術翻訳とは?」についてまとめておりますので、チェックしてみてください。
技術翻訳(産業翻訳)に限った話ではありませんが、何かしらのサービスを初めて利用する際に、どういった基準で会社を選んでよいか分からず悩んでしまうことはよくあることと思います。
一方で、翻訳会社なんてどこも大差ないだろうから適当に選べばいいという考えの人もいるかもしれません。ですが、一般的な文書翻訳の場合と比べ、技術翻訳の場合はより慎重に業社を選ぶ必要があるのです。
技術翻訳会社選び、第一のポイントは、その翻訳会社のこれまでの実績や対応可能な分野です。
自動車・航空機・船舶・工作機械・IT・土木など、技術翻訳には高度かつ深遠な専門知識が必要となります。その業者がどのような案件を手がけてきたか、どのような分野に門戸を開いているかは、とても重要な判断基準になります。
第二のポイントはサービス体制。例えば次のような内容が挙げられます。
利用者目線のサービスをどれだけ実践しているかも、大きなポイントになります。
第三のポイントは料金。現在、技術翻訳業界で主流となっているのは、翻訳する元原稿の文字数(英文の場合は単語数)を元に算出するという方式です。
実際の料金目安は、業者によって差があるのが現実です。これらの点を踏まえた上で、料金の適正さと翻訳の質のバランスがとれているかが重要になります。
第四のポイントは納期。納期は文字数や内容、そして料金によっても違ってきます。発注から3~5日以内の納期を目安に、最短で30分以内の納品が可能なところや、追加料金、特別料金を払うことで特急仕上げが可能な場合もあります。各会社によって納期に関しての対応が異なるので、急ぐ必要があるのか、文字数が少なくて予定に余裕がある場合など、その時の状況によって柔軟に対応してくれるかどうかも大切なポイントです。
第五のポイントはトライアルができるかどうか。初めての依頼の際に気になる翻訳の品質レベルをチェックするために、無料トライアルを利用してみると、要望に答えてくれるレベルの翻訳を提供してくれるかどうかが確認できます。文字数の多い依頼の見積もりをすると、一部分を無料でお試し翻訳するサービスを提供している場合があります。そういったトライアルが可能かどうかということも翻訳会社選びのポイントになります。
それぞれの該当ページでは、上記で挙げたポイントについてより詳しく言及しています。ぜひご一読の上、翻訳会社選びの参考にしてみてください。
ここでは、専門性が高い技術翻訳を依頼できる信頼性の高い会社として、下記4つの条件(比較表下に記載)に合致した3社を紹介。それぞれの強みや得意分野・専門分野についても解説していますので、是非チェックしてみてください。
※2021年6月調査時点
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